らいおんが いました　ひょうが いました
2とうが もりで であいます　2とうの こえが きこえます

きくちちきさんの絵は見ているだけで身体が動きそうになる。
よけいな説明なしに、ダンスを見るように、絵本を手にとるこちら側も動かして温かくしてくれます。
らいおんとひょうと一緒に木に登り、空を飛び、川に飛び込み、嵐へ、太陽へ！
だんだんと鼓動がはやくなり、大きくはじけ、とけあって...そして深呼吸。

【帯の推薦文より】
「あ、ちっちゃいころの、あの気持ち！！
幼い頃、なかよし仲間と、もつれあって遊んでいるうち、盛りあがり、からみあい、
ゴーカイな空想世界に入りこむってことありませんでしたか？
この絵本は、まさに『その世界』です。
わぁい飛びこもう！　どっぼ?ん！　ざっぶ?ん！　うひゃひゃひゃ?」
（詩人・童話作家　工藤直子氏　推薦）