とりごえまり + やまぐちめぐみ 二人展『トビラ』展示風景
とりごえまりさん、やまぐちめぐみさん、二人展『トビラ』開催中です。
入口近くには、お二人がそれぞれに宛てたお手紙と、めぐみさんが作るぬいぐるみ "へんちくりん"が3人。めぐみさんの1号と、まりさんの19号、そしてウレシカの8号。お二人の招き猫もいます。
左の壁には、やまぐちめぐみさんの絵
右の壁には、とりごえまりさんの絵
絵に個性が表れるように、まりさんとめぐみさん、お二人は私からみてもちょっと違うタイプの作家さん。今回の展覧会では、それぞれに選んだ言葉(タイトル)を相手に渡し、それをお題として絵を描く、という作品作りも試みています。例えば『ヨルノヒトツテマエ』はめぐみさんが選んだ言葉。そして生まれた、まりさんの絵は今までに見たことのないミステリアスな雰囲気で驚きました。
お二人が出会ったのはまだここ数年のこと。ウレシカとお二人も、2010年開店後、それぞれにご来店いただいてからのお付き合いです。偶然か必然のハプニングをきっかけに(というのは後で聞いた話ですが)気づいたらツイッターでお二人の会話をよく見かけるようになっていました。
まりさんがご自宅のベランダから摘んできたフウセンカズラの種。風船の中に入ったツートーンの種はよく見ると、めぐみさんが描く小鳥さんの顔に似ている。種はご自由にお持ちください。
夜のトビラ。
トビラを開けて、どうぞお入りください。
『トビラ』とりごえまり + やまぐちめぐみ 二人展
ー12月2日(月)まで
※火水休み open 12時ー19時
URESICA(ウレシカ)shop & gallery(世田谷区経堂)
2013年11月22日 | 展覧会・イベント情報 |
店舗移転のお知らせ
★11月15日 追記・訂正しました
経堂、すずらん通りに店を作って、3年半と少し。
ウレシカは12月末で経堂での営業を終え、
来年、西荻窪へ引っ越すことになりました。
(→2014年1月4日から11日まで営業します!詳細文末にて)
自分たちも予想しなかった流れがここ一月ちょっとの間に降って湧き、迷いに迷い、その波に乗ることにしました。心を決めてからここ数日、お世話になった方たちに少しずつお知らせしていますが、まだ直接お伝えできていない方もたくさんいて、このブログでの報告になってしまい申し訳ありません。
12月末までは経堂で展覧会を開催しながら通常営業しています。
現在開催中、山本彌さん個展『絲森展』
次回、とりごえまりさん、やまぐちめぐみさんの二人展『トビラ』
最後に、きくちちきさん個展『雪あたり』
どの展覧会もすごく楽しみにしていて、まさかこの店でのラスト3になるとは思っていなかったのですが、嬉しいカウントダウンとなりました。ぜひご覧ください。
経堂でお世話になった皆様とお別れするわけではありませんが、少し遠くなってしまうご近所の常連さんもいらっしゃいます。年内にお会いしていろいろとお話ができたら嬉しいです。
来年、2014年は新しい店作りから始まります。
今後の予定は、またお知らせいたします。
2013年11月1日
カマタユリコ ダイ小林
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★・・・と皆さんにお知らせしていましたが、考えてみたら、経堂の店は来年1月いっぱい使える。1月も、ちょこっとやっちゃう? やらせていただいていいですか?
ということで、初売りと感謝祭的なことを1月4日(土)から11日(土)までやってから、経堂ウレシカを締めたいと思います。詳しいことはこれから考えてまたお知らせいたします。
経堂での展覧会は12月のきくちちきさん個展「雪あたり」で仕舞いです。現在開催中のとりごえまりさんとやまぐちめぐみさんの二人展「トビラ」ぜひご覧いただきたい素晴らしい作品展です。この空間でお会いできることを楽しみに。
どうぞよろしくお願いいたします。
2013年11月15日
2013年11月15日 | お知らせ |
『トビラ』とりごえまり + やまぐちめぐみ 二人展
『トビラ』とりごえまり + やまぐちめぐみ 二人展
11月14日(木)ー12月2日(月)
※火水休み open 12時ー19時
URESICA(ウレシカ)shop & gallery(世田谷区経堂)
ふたりの作家が紡ぎ出す言葉と絵の往復書簡。
とりごえまり、やまぐちめぐみ、はじめての二人展です。
「トビラ」を合言葉に描くほか、出し合ったお題のもとそれぞれが描き、相手の絵に言葉をつける...といった「絵と言葉による往復書簡」を試みます。そんなふたりの遊びも併せて愉しんでいただきたい展覧会です。
とりごえまり torigoe-mari.net
やまぐちめぐみ korobokko.exblog.jp/
2013年11月12日 | 展覧会・イベント情報 |
山本彌 個展『絲森展』展示風景
山本彌(やまもと いよ)個展『絲森展』開催中です。
フェルトと布でできた架空の絲森(いともり)に生息するキノコや植物たち。
植物学博士の研究室のような、ナウシカの地下の実験室のような...
実存する種類もありますが、架空のものもいます。
「ホコリタケ」実存します。
「イトキノコ」架空のキノコ。投網の技法で作られています。
ありそうでない、なさそうである。自然は驚きの意匠に満ちています。
玄関に飾ってあったらちょっと面白いかも。
巨大キノコのインスタレーションを下から見ると...蟻になった自分を想像してみる。
壁にピンで引っ掛けられるタイプ。ニョキニョキと壁に生やしてみるなど。
絲森展に合わせ、キノコ、苔、菌類、植物の本を選ぶのも楽しかったです。お客様もけっこうマニアックな本や絵本を買ってくださるのが面白くて。話題の『胞子文学名作選』中身はもちろんのことキノコ中毒的にぶっとんだ造本が素晴らしい。
粒や繊維など小さい単位から物体を作ることをテーマにしている若手作家、山本彌さん。その独自の世界は菌糸のように広がっていて、今回は「絲森・序章」ともいえる展覧会。どうぞご堪能ください。
なんだか、照明までキノコっぽくみえますね。笑
『絲森展』山本彌 個展
11月11日(月)まで
※火水休み open 12時ー19時
URESICA(ウレシカ)shop & gallery(世田谷区経堂)
2013年11月 4日 | 展覧会・イベント情報 |