「おいしい3月」おいしい本・その3

鈴木高徳さんに選んでいただいた2冊をご紹介します。

「そよそよとかぜがふいている」
作:長新太

ネコがでてきた。ペッタンペッタン。このネコはすごく手が大きいのです。なんでかなあ、なんでかなあ。
ふしぎなふしぎなネコのおはなし。大きい手は何のため?どんなおいしいもの?奇想天外な長さん絵本です。

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「全日本食えばわかる図鑑」
椎名誠:著

北の演歌か、ウニ、ホヤ丼。あつあつオコゲの母恋し...。正しい高級質素料理とは何か!?選りすぐった50の美味について、シーナ流極私的何でもかんでもうまいものエッセイ。

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同じくシーナ流エッセイで似たタイトルのこんな本もありました。「全日本食えば食える図鑑」こちらはゲテモノ食いの図鑑。併せて読むのも面白そう。

鈴木高徳さんは「蜜」というタイトルの"蜜度の高い"作品を展示しています。
オリジナルポストカードも販売中。


続いては、焼き菓子ココリこと、やまぐちめぐみさんが選ぶ「おいしい本」です。

「とさかにごはん」
作:スズキ コージ

ハンジュクさんは旅に出た。ニワトリみるとんくんを背中にかついで。...
しりとりで言葉が続いていく、何ともユニークな絵本です。リズミカルにページを読み進めると、くすりと可笑しくて力が抜けていきそう。

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やまぐちめぐみさんの作品タイトルは「Sweet Fleur」
砂糖菓子のように甘くとけそうな女の子が描かれています。


丹地陽子さんが選ぶ「おいしい本」はこちら。

「だいふくもち」
作:田島 征三

貧乏なごさくの家に、なんと口をきくだいふくもちが住みついた......。
大きいもちから、こんまいもちがポン。土佐の言葉の語り口と、泥絵具を使った絵が強く印象に残る一冊。「日本むかしばなし」の効果音が聞こえてきそうです。

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丹地陽子さんの作品タイトルは「森の3時」
3時のおやつは誰と何をたべる?小さくほわっと温かい作品です。

「おいしい3月」
URESICA shop&gallery
で開催中です。※火曜水曜休み

2011年3月22日 | 展覧会・イベント情報, おすすめ書籍・絵本