「まいにちのいちにち」展、はじまりました
店先の緑がぐんぐん伸びるのを見るのが楽しみなまいにち。
ライム、アボカド、アイビー、アジサイ、去年花をつけなかったバラが咲きました。
誰もがそれぞれに、穏やかだったり慌ただしかったり、なんでもない日常があります。家族、友人、住む町、風景、自然...当たり前に思いぞんざいになりがちな身の回り。でもそれってキセキ的に今あるものかもしれない。
八名の作家が、それぞれの愛しい日常を描いた作品が並びます。
たぐいまれなる視点で日々を描くやまだみつこさん。『みつこ絵日記』単行本出版前の貴重な手製豆本も1冊150円で販売中。便せんも新しくできました。
あたりまえに吹く風も想像することで世界が広がる『オオカミがとぶひ』のミロコマチコさん。画文集『ホロホロチョウのよる』も好評販売中。オオカミエコバッグもびょうびょう飛んでます。
猫野ぺすかさんの新刊絵本『カラスのスッカラ』は、文章の石津ちひろさんとぺすかさんのWサイン入り(在庫限り)。美しい版画作品を3点展示しています。
「手から手へ」図録と「ててんてぬぐい」も販売しています。作家約60名が手をテーマに描き下ろした絵がちりばめられています。右はミロコさんのTシャツ(数枚在庫あり)
初日にはささやかなオープニングパーティを開きました。「手から手へ」呼びかけ人である絵本作家の降矢奈々さんにもご来店いただき、参加作家の猫野ぺすかさん、ミロコマチコさん、きくちちきさん、一緒に展覧会を作ってくれたたんじあきこさん、ご来場下さった方々と楽しいひとときを過ごしました。
前日、ちひろ美術館・東京での「手から手へ」初日にも伺うことができました。一堂に会す素晴らしい作品を見る楽しみとともに、企画から運営までたくさんの人の手によって作られた展覧会であることを感じて胸にぐっとくるものがありました。何も終わっていないのです。
ウレシカでの「まいにちのいちにち」展は6月10日まで。ちひろ美術館での本展と、各地ギャラリーでの関連展と合わせてぜひご覧下さい。
入口の看板はミロコマチコさんが描いてくれました。いいカメ!
今週末6月1日(土)「まいにちのいちにちのおいしいもの」として、TSUKIMO BAZAAR(ツキモバザール) の自家製天然酵母パン、cineca(チネカ)の焼き菓子の販売があります。今回は私の好みでkalikali、ゆる猫クッキーをお願いしました。cinecaさんとはツキモバザール店主が繋いでくれたご縁です。そしてお菓子に合うコーヒーということで、上北沢の自家焙煎珈琲Fractal(フラクタル)特製の珈琲豆ウレシカブレンドも販売します。数に限りがありますのでお早めにぜひ!
「まいにちのいちにち」〜手から手へ 関連企画展〜
〜6月10日(月) ※火水休み open 12時〜19時
会場:URESICA(ウレシカ)shop & gallery(世田谷区経堂)
参加作家:加藤休ミ、きくちちき、こみねゆら、仁木まゆ、にしむらあつこ、猫野ぺすか、ミロコマチコ、やまだみつこ/企画:たんじあきこ、URESICA
2013年5月30日 | 展覧会・イベント情報 |