「ペットショップにいくまえに」展 〜猫の集会所〜 初日オープニング

朝から設営でバタバタの初日。作家の皆さんに手伝ってもらい、猫たちがそれぞれの居場所へ落ち着きました。ちょうど関西から上京していた仁木まゆさん(DMの絵を担当)が描いて下さった黒板。かわゆいにゃー。

どいかやさん作『ペットショップにいくまえに』をテーマに掲げた展覧会。昨年は14名の作家がご参加下さいました。2回目となる今年は「ねこ」に焦点を置き、猫好き、猫に縁のある作家さんにお声掛け、趣旨にご賛同いただいた豪華11名が集いました。

11名の作家には、昨年末『犬と猫とくらすとき』というグループ展を企画されたあずみ虫さん(飼猫:アール)、その展示に参加された南奈央子さん(ちょび)、ミロコマチコさん(鉄三)も。南さんは2年前にウレシカで開いたどいかやさんと渡辺眞子さんのトークイベントに参加されたことがきっかけで動物保護活動を始めたという経緯もありました。

そして今年の春『しろねこくろねこ』と『やまねこのおはなし』(文:どいかや)と猫づくしデビューしたきくちちきさん。その原画展の場が繋いだ縁で、どいかやさんが拾った子ねこ3匹のうち、白黒2匹(ソト、ボウ)がミロコさんのお家へ、黒猫1匹(月蔵)がささめやゆきさんのお家へ嫁いだのです。

ネコの種類のおはなし』『名なしのこねこ』のとりごえまりさん(ルル、ニヤ、チャイ、コビー)。前回は犬猫トークイベントでお話し下さいました。
こみねゆらさんちのめーちゃん(メリリル)はフランス生まれ熊本在住の17才! 丹地陽子さん(シッカ)とは先代シッカ時代からのおつき合いですが、会うとたいてい9割は猫ばなしです。猫アレルギー(泣)という嶽まいこさんも実家の猫と近所の猫の写真をコレクション。作品には猫がよく登場します。

こんな猫バカたち(愛をこめて!)のニャンコたちが勢揃いした展覧会。
夜には作家とお客様が集い、ささやかなオープニングの会を開きました。

てくてく座公演を控え、鎌倉からお出で下さったささめやさん。ピースがお茶目。

兄弟猫でも全然違うんですね〜と話しているミロコさんとささめやさん。
実際、ソトとボウの大きさも驚くほど違うらしい。月蔵はマイペースな腕白だとか。

丹地さんちのお嬢、シッカの美猫写真にみんな笑顔。猫好きは(自分ちがもちろん一番だけど)人んちの猫も大好物。猫と暮らす幸せも、切ない思いも共感することばかりで話がつきません。

どいかやさんを中心に作家とお客様で記念撮影。(全員で撮れなくて残念)

参加作家の「わが家の猫自慢コーニャー」
熱い...熱すぎるっ!展示のメインはもちろん描き下ろし作品なのですが、ここのコーナーの発する愛のビームがハンパない。仁木まゆさんちのおばあちゃん猫(きょうすけ)の名前のワケは?(笑)どいかやさんちの猫たち(チョコ、チップ、ハーニャ、ソガ、スマ、チュピ、テン、チビクロ)のコロンとかわいい毛玉も展示しています。

日曜日には「いぬとねことにんげんと」DVD上映会とワークショップも開催しました。そのレポートはまた次回。

「ペットショップにいくまえに」展 〜猫の集会所〜
9/27(木)〜10/15(月)

※火水休み 12:00〜19:00

参加作家:
あずみ虫きくちちきこみねゆらささめやゆき嶽まいこ丹地陽子どいかやとりごえまり仁木まゆ南奈央子ミロコマチコ

2012年10月 2日 | 展覧会・イベント情報