『昼の夢・夜の夢』展示風景2

2月って本当に早い。『昼の夢・夜の夢』展も残すところ5日間ですよ。
そんな終盤になってですが、展示レイアウトが少しだけ変わりました。

コバヤシユウジさんの照明『Unfold』黒いスタンドタイプを入口の方へ設置。

灯りが移動して、絵の中の時間も移動したような。さとうゆうすけさんの幻惑的な絵の中に今まで気づかなかった光と闇が覗くような。

照明『Unfold』の製作背景について、ユウジさんのパートナー、コバヤシエミコさんがブログに書いていらっしゃいます。"放射"のイメージ、宇宙、自然のめぐり...なるほど。この展示空間を包む灯りが"最初からそこにあった"と感じていたわけが分かった気がします。»Maple Walnuts CAFE

坂田季代子さんの版画作品『都会のアリス』には蝶。坂本伊久子さんの絵『とりのわ』松成真理子さんの『ハナビラヲアタマニノセテトブ』トリ。たまたま"飛ぶ"作品が集まった一角も光が移動し、飛び方が変わったような気もしてきます。

壁面手前の2点は石原多見子さんの陶作品。土と木という素材とカタチからか、どいかやさんの木の動物たちの絵と仲よく並んでいます。続いて陣崎草子さん『十針十美少女の頃、赤月夜走』題名と絵が予感させる物語。そして、かわかみたかこさんの愛らしくきらめく作品。昼に見るのと、夕方暗くなってから見るのでも、また違った印象に。

展示は、2/27(月)まで。ぜひご覧下さい。*火曜水曜は休みですのでご注意下さい

コバヤシユウジさんのブローチ『イロイロチドリ』と黄楊材の染指輪

『昼の夢・夜の夢』
〜2/27(月)
 ※火水休み 12:00〜19:00(最終日も同じ)

参加作家:
石原多見子、かわかみたかこ、コバヤシユウジ坂田季代子、坂本伊久子、さとうゆうすけ陣崎草子たんじあきこどいかや、松成真理子

2012年2月22日 | 展覧会・イベント情報

『昼の夢・夜の夢』展示風景1

『昼の夢・夜の夢』展、早くも会期半分を過ぎました。遠くからお見えになるお客様もいらして、とてもご好評いただいています。

それぞれの作品が発する小さなおしゃべりが、展示空間に漂い、会話しながら解け合っているような...夢の世界。

石原多見子さんの陶作品は、お菓子のような植物のような不思議なオブジェ。店に吊り下げていたドライフラワーを添えてみるとしっくりと馴染みました。

石原ご一家の工房、一石(Ikkoku)は福岡県若宮市にあります。余談ですが、私も隣市で4年間学生時代を過ごした懐かしい土地。工房見学に行ってみたいな。

長野に工房のあるコバヤシユウジさん(MWC.WORKSHOP)の作品、黄楊材の染指輪、ブックエンド、動物ラトルも展示販売しています。タグアナッツという木の実を削り出したブローチ『イロイロチドリ』はMWC.WORKSHOPのWEBサイトの写真がステキなのでこちらをぜひご覧下さい。小物は即売していますので、お好みの品はお早めにどうぞ。照明はご売約承っています。

木の雑貨は、雑誌MOE web/雑貨&フードでもご紹介いただいています。

展示は、2/27(月)まで。*火曜水曜は休みですのでご注意下さい

『昼の夢・夜の夢』
2/2(木)〜2/27(月)

※火水休み 12:00〜19:00(最終日も同じ)

参加作家:
石原多見子、かわかみたかこ、コバヤシユウジ坂田季代子、坂本伊久子、さとうゆうすけ陣崎草子たんじあきこどいかや、松成真理子

2012年2月15日 | 展覧会・イベント情報

『昼の夢・夜の夢』初日の様子

『昼の夢・夜の夢』展、始まりました。
企画人でもあるたんじあきこさんにお願いし、黒板に絵を描いていただきました。MOE編集部から贈っていただいたお花と。春を呼び込んでくれそうな色合いです。

初日は朝から会場設営でした。みんなであーだこーだアイデアを出し合いながら、開店時間にはしっくり落ち着く展示レイアウトに。

まるで最初からあったかのように馴染んでいる木の照明は、コバヤシユウジさんの作品「Unfold」(白いペンダントタイプ2点と、黒いスタンドタイプ1点)

この日は陽射しはあったものの最高気温5度だか6度だかと寒風が凍みる外気。そんな中、夕方の朗読会に合わせたくさんのお客様にお越し頂きました。

みなさんに窮屈な思いをさせてしまい申し訳なく思いつつも嬉しい光景です。
(ああ、もう一回りでも店が広かったらなあ...)

灯りを落とし、陣崎草子さんによる短歌と詩の朗読がはじまりました。ゆっくり、静かに、染み入る言葉。頭の中に浮かび上がる情景。しばし地面から足が離れ、どこかに漂ったような、ひととき。陣崎さんありがとうございます!

朗読が終わったあとは、作品を見ながら和気あいあいとした交流が続きます。温かい空気と笑いがあふれ、窓ガラスが白く曇っていました。

お客様が少しずつ帰路に向かったあと、参加作家、作家仲間、編集者の方々と楽しいおしゃべりが続きました。その様子は雑誌MOE webでも掲載いただいています。
ご来場いただいたお客様、作家の皆さん、素敵な空間と楽しい時間をありがとうございました!

初日にお見えになった作家もとしたいづみさんがブログでご紹介下さっています。この文章がまた面白くてすっごく言い当ててる。ふふふ。"たんじ先輩"のもと、まさに夢のような展覧会になりました。
2/27までとわりと長くやっていますので、ぜひお忘れなく!ご来店お待ちしております。(*火曜水曜は休みですのでご注意下さい)

作品展示の様子は少しずつ、このブログでもご紹介していきます。

『昼の夢・夜の夢』
2/2(木)〜2/27(月)

※火水休み 12:00〜19:00(最終日も同じ)

参加作家:
石原多見子、かわかみたかこ、コバヤシユウジ坂田季代子、坂本伊久子、さとうゆうすけ陣崎草子たんじあきこどいかや、松成真理子

2012年2月 5日 | 展覧会・イベント情報