1996年の旅 その1
買付けの旅まで5日を切った。旅の前はいつも慌ただしい。予定外の仕事が入ってアワアワするのも、もはや定番だ。数年前の買い付け旅では出発の2日前に長崎のおばあちゃんが亡くなり緊急帰省(これは定番外)ほぼ2日間寝ないまま荷作りして飛行機に飛び乗ったことも。(まあ旅先で訃報を聞かずにすんで良かったわ。おばあちゃんありがとう)
過去の旅のことを考えると、今は本当に便利で準備も楽になったよね。初めて中東欧を旅した1996年、旅の準備はまず大使館巡りから始まった。チェコもスロヴァキアもハンガリーもポーランドも観光ビザをとらなきゃいけなかったし、インターネットもまだ知らなかったし、カメラだってアナログ一眼を抱えてた。そんな不便も今思えば愛おしい。そんな郷愁みたいなもんから古いアルバムを開いてスキャンした1996年の風景。
てか、そんなことやるヒマあったら荷作りしろよって。(本棚の整理中に古い本を読み込んでしまうパターンのやつ)
1996.12月 ウィーン郊外にて
2009年11月20日 | ウレシカの旅 |