100,000トルコリラ
修理に出していたスーツケースが戻ってきたのでチェックしていたら、中のポケットから財布が出てきた。なんて不用心な私!しかしまるで覚えてない。出てきたのは1ドル札4枚と数枚のオーストリアシリング札(写真右)。10年位前にユーロ導入し今では使えないシリング。いつから入れてたんだろう?メキシコにも持っていってたのか。。
旅先で余った紙幣はなるだけ使い切るか両替するのが基本。だけど、なんだかんだ残っている。ドイツマルク、イタリアリラ、トルコリラ、ギリシアドラクマ、ブルガリアレフ、etc...今となっては思い出の品だ。旧トルコリラ(写真左)を持つとかなり金持ち気分になれるけれど、実際は0を2つ消すくらいの計算だったと思う。100,000トルコリラ=1,000円位(1996年当時)。その13年前の一人旅の中、親友Aとイスタンブールで待ち合わせをした。九州からトルコへ向かう彼女と、ブルガリアからトルコへ向かう私は、シルケジ駅で会おう!と約束したのだが、私の乗った列車はなんと11時間遅れで到着。しかし彼女はちゃんと待っててくれた。「遅いっちゃ」そう言ったAが今週末、結婚式を挙げる。私は大喜びで福岡へ向かうのだ。この日ばかりは遅れられない。ご祝儀袋には100,000トルコリラを入れるつもり。
2009年10月22日 | ウレシカの旅 |