藤城清治展 光の祈り(長崎県美術館)
先週の夏期休暇は故郷の長崎へ。家族の用事で慌ただしい帰省でしたが、合間を縫って観た展覧会が素晴らしかったのです。
黒い影の子どもとキラキラと輝く色鮮やかな光、だれもが一度は観たことがあるだろう藤城清治さんの作品。照明を落とした展示室に光放つ絵が溢れるほど展示され、光の世界に溺れました。長崎での展示のために制作された新作、軍艦島や山王神社の楠木の絵も圧巻で口が開きっぱなし。水に反射させたり鏡に映したり、展示の仕方もとても面白かった。
85才で現役、というより年を重ねる毎に迫力を増す作品、制作に向かうパワーには本当に驚きです。藤城さんより10才程年下の私の母も「こんなにすごいとは思っとらんかった」と感動しきり。サイン会、行きたかったな〜。長崎在住の方、会期はあと一週間ですよ!
»『藤城清治展 光の祈り』長崎県美術館
追記:調べてみたら京都でも展覧会開催中!さらに、9月には銀座と八重洲ブックセンターでも展示があるそうです。未公開作品、楽しみ。それにしても先生...ホリプロ所属なんすか。ん〜ちょっとした驚き。
» 藤城清治ホームページ 影絵の世界
2009年8月24日 | 展覧会・イベント情報 |