カップル

d090128.jpg初めてキューバを意識したのは、2000年の7月でした。バルセロナの韓国人宿の隣のベッドに居座っていたドイツ人が、キューバは最も成功した社会主義国だ、お前もカストロ体制が終わる前に行くべきだ、と話してくれました。東欧諸国の多くがビザをも求めなくなっていたあの頃、成功した社会主義国というフレーズは、長期貧乏旅行の終盤で旅に疲れていた僕にも魅力的で刺激がありました。 以来、人生の脱線を繰り返しても、いつかはキューバへ、という想いは持ち続け、去年行くことができました。経済的に疲弊しているキューバを、成功した社会主義国と言えるかどうかは僕にはわかりませんが、人々の底抜けの明るさや情熱はあの頃想像もできなかったキューバの特色です。そしてそれにすっかりハマってしまった今の僕の想いは、近いうちにキューバへ、になっています。

2009年1月29日 14:39 | キューバの人