先日、友人たちと新年会をした折、店作りの話になった。
珪藻土だったら壁紙上から塗れるんじゃない？作品展示なら石膏ボードが楽だよ。コンクリート塗ったことあるよ。etc...　さすが、学生時代つなぎを着てペンキ塗ったり粘土こねたりノミ打ったりしていた人らだ。頼りになるわ。
後日、自宅の玄関をコンクリで塗り直したというS先輩からリフォーム関係の本が届いた。お〜こういうの欲しかった！ありがとうございます。
『自分でつくる、自分の家』によると、step1「自分の好みを知ろう」ここはOK。step2「採寸をしよう」かなり大まかに測りました。step3「プランを立てよう」ここだ・・壁紙剥がすとかの前にまずスケッチを描こう。描きますとも。

それから一週間。何も変化なし！あははは〜♪

「ドリームショップ」というテレビ番組みて奮起してます。
業者に頼むとこれくらい掛かるのかと勉強にもなる。
おもしろいなー。（おーい、他人事じゃないぞー）

一見、ペンキを塗っているようですが、剥いでいます。
ペローンと剥いているうちはまだ楽しかった。このしつっこいネバネバ糊め！
途中でぼそっと、ここまで剥がなくてもよかったんじゃないの？と顔を見合わせる。
ムム...壁の汚れ1箇所だけきれいにしたらそこだけ目立つパターンのやつ...

ええい！ここまでやったらもうちょっと剥ごう！でも今日はここまでと中断して、3日ほど長崎へ帰省し、やる気満々で戻ってきたら、Dが腰をいためて動けなくなってた。ううむ。。先は長かばい。

さて、どうしよう。
事務所仕様のままでは使えない。まずは、壁、床、天井を何とかせねば。ということで、まずは微妙なデコボコがいけてないシミだらけの壁紙を剥がすことに。
ネットで調べたら、水をかけながら剥がすとよいとあったので、右手に霧吹き左手にヘラ、というスタイルで挑む。
わーみてみて大きいのがとれたよー！やりはじめると、陽焼け跡の皮をぺりぺりはがす小学生のような妙なテンションになり楽しかったのだけれど、日頃デスクワークで腕を上げることの少ない人間にはなかなかの筋トレ。しかも壁紙の糊がついた薄紙がしつこく残り、これがやっかいなのでした。ううむ。。先は長い。かなり。

出会いは11月、旅に出る3週間ほど前のこと。もはや趣味といえるネットでの物件探しで気になる部屋があったので散歩がてら見に行ってみた。しかし目当ての物件はすでに新装工事中。あ〜決まっちゃってたか。念のため隣りの不動産屋の扉を開け、おとなり決まっちゃったんですか？...と聞いてみる。と「店舗物件探してるの？いいとこあるわよ」どこですか？...「ここ」えっ？...
その不動産屋が移転のために空いた部屋。目当ての女の子は結婚しちゃったけど、その友だちから突然の告白！みたいな。（違うか？）
それから迷いと紆余曲折がありつつも、旅に出る前に無事契約できたのでした。

というわけで、2010年はウレシカの店作りをはじめます！
少ない人手と少ない予算、おおかた手作りでやることになるでしょう。しかし我らまったくのシロウト。いつもの仕事の合間にやることになるので時間がかかるのも必至。どうぞ温かく見守っていてください。

年末、店作りには全く手を付けることができず、空っぽの部屋にとりあえずフクロウを置いておきました。通りを歩くこどもがめっちゃ食いついていたらしいです。
ちなみに場所は世田谷区某所。もし偶然見つけたら声をかけてくださいね。